2015年になり、レノボThinkPadノートパソコンに新モデルが加わりました。
すでに発売中のモデルや、今後発売が予定されるThinkPadについて、シリーズごとの特長も交えてこの記事でまとめてみたいと思います。
なお、発売を予定しているモデルに関しては、あくまで予定ということでお考え下さい。
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ThinkPadシリーズごとの特長
今までThinkPadを使ったことがない、購入したことがないという方に向け、簡単に各シリーズの特長をお伝えします。
買いやすい価格のベーシックモデルが揃ったEシリーズ
ThinkPad Eシリーズの特長は、
- 14型から15.6型の画面サイズ
- ThinkPadの中では購入しやすい価格
この2点でしょうか。
モバイルノートというより、オフィスや家庭で据え置き型として使うパターンが多いモデルです。
（以前はThinkPad E / Edge シリーズというくくりでした。今はEdgeの名称が付くモデルはほぼ販売終了となっています）
ThinkPad E450とThinkPad E550
Eシリーズの中で2015年に発売された最新モデルは以下の2機種。
- ThinkPad E450
- ThinkPad E550
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ThinkPad E450はテンキーなし。ThinkPad E550はテンキー付。本体の性能はほぼ同等なため、用途に合わせて選ぶと良いでしょう。
2機種とも、最新の第5世代インテルCoreプロセッサBroadwellを選ぶことができます。Broadwellへの変更により、以前のEシリーズと比べバッテリーのみで長時間の使用が可能になりました。
なお、ThinkPad E450は前モデルのThinkPad E440と異なり、DVDドライブが省かれ軽量化が図られています。
モバイルに最適なラインナップのXシリーズ
スタイリッシュで超薄型の14型ノート、ThinkPad X1 Carbon 2015 (3rd Gen)や、今後発売が予定されている12.5型のThinkPad X250を含んだThinkPad Xシリーズ。
モバイルノートパソコンが欲しい場合は、Xシリーズから選ぶのが正解です。
ThinkPad X1 Carbon 2015 3rd Gen
現在、Xシリーズで一番話題なのが2015年1月に発売されたばかりのThinkPad X1 Carbon (2015モデル 3rd Gen)。
前機種、「新しいThinkPad X1 Carbon」で無くなってしまったトラックパッド部分の物理キー（ThinkPad クリックパッド）が復活。
復活した左右そしてセンター部分のボタン。
作業しやすい大きな画面で、かつ軽量なノートパソコン欲しいという人に最適なモデルです。
（ThinkPad X1 Carbon 2015モデルは最小構成で1.3kg）
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ThinkPad X250
また、ThinkPad X250も発売予定。X200番台シリーズは、「小型軽量」を求める人にぴったりな機種。
モバイルノートなのに打ちやすいキーボードと、ホームポジションに手を置いたままカーソル操作が可能なトラックポイントを備えています。
朗報と言えるのが、ThinkPad X1 Carbon 2015モデルと同様、ThinkPad X250もトラックパッド部分に物理キーが復活しました。
クリックボタン復活で、ThinkPad X240からThinkPad X250に買い換えると宣言している人も見受けられます。
ThinkPad X250に関する当サイト内の記事
Eシリーズと同様、この2機種もBroadwellに進化。バッテリーのみで長時間使うことが可能です。
性能に妥協しないモバイルノートTシリーズ
ThinkPad Tシリーズは14型と15.6型、モバイル可能な重量ながら高性能というコンセプト。
Tシリーズは日本のレノボ直販サイトで以下の3機種が販売されています。
（クリックで当サイト内の各モデルレビューページへ）
- ThinkPad T440s
- ThinkPad T440p
- ThinkPad T540p
ThinkPad T540pは15.6型でテンキー付となっており、14型テンキー無しのT440s、T440pより大きなボディサイズ。
ThinkPad T450s、T450、T550
他のThinkPadシリーズ同様、TシリーズもBroadwell搭載で物理キーが復活したThinkPad T450sとT450、T550の発売予定がアナウンスされています。
参考：レノボ米国サイトプレスリリース（英文）
Lenovo Unveils Latest ThinkPad X1 Carbon to Celebrate 100 Millionth ThinkPad
2015年の3月頃までには、日本のレノボ直販サイトに詳細が掲載されると思われます。Tシリーズの日本発売を待っている方は、もうしばらく我慢になりそうです。
企業調達が中心のLシリーズ
ThinkPadラインナップの中で、一般ユーザーとは馴染みがやや少ないLシリーズ。
ホームユースというより、企業で一括調達されるパターンが多いシリーズです。Lシリーズの現ラインナップは以下の通り。
(リンク先はそれぞれ当サイト内、L440とL540レビューと特長紹介ページ)
L440とL540はパスワード無しでの起動防止や、インテルvPro搭載など、セキュリティー強化や端末管理の強化を図る機能が充実しています。
ThinkPad L450
Lシリーズの2015年モデルとして、ThinkPad L450の発売がアナウンスされています。
2015年に発売されるLシリーズも、他のシリーズ同様に物理キー（ThinkPad クリックパッド）の搭載は確定の模様です。
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