ThinkPad E450 長時間バッテリー稼働を可能にした新モデル発売開始

ThinkPad X1 Carbon 2015 (3rd Gen)に引き続き、日本のレノボ直販サイトで新モデルが購入可能となりました。

モデル名はThinkPad E450

レノボThinkPad E450 全体画像

魅力を増してThinkPad Eシリーズに加わった新モデル、ThinkPad E450。

現在も販売中のThinkPad E440後継モデルとなります。

ThinkPad E440の後継モデルとは言え、大幅に変更となっている箇所があります。その点にご注意を。

個人的には非常にメリット大な今回のモデルチェンジ。ThinkPad E440と異なる箇所を挙げながら機種詳細をお伝えします。

軽量・長時間稼働を実現したThinkPad E450

ThinkPad E450は第5世代インテルCoreプロセッサ(Broadwell)を搭載。

ThinkPad E440に搭載されていた第4世代インテルCoreプロセッサと比べ、低消費電力となっています。

ThinkPad E450はバッテリーのみで長時間使える

バッテリーのみで使える時間は、公称18時間!

自宅内で使う用途に購入したとしても、電源コードを接続することなく長時間使えるパソコンになりました。

実質利用可能時間が半分だとしても9時間ですから、「バッテリーのみで長い時間使えるパソコン」と言って良いでしょう。

モバイルも範疇に入れた軽量化1.8kg

ThinkPad E440は実質2kg超え。

もちろん、据え置き型としての用途を考えて作られていたノートなので不満の声は聞かれませんでした。

ですが今回のThinkPad E450は軽量化を図り、1.8kgまで軽量化されています。

面積を問題としなければ、特に車移動の多い人ならモバイルノートとしても使える重量までダイエットされました。

こうなってくると、ThinkPad Tシリーズとの棲み分けはどうなるの?という疑問も浮かびますが、

「購入しやすいエントリーノートパソコン」

であるThinkPad Eシリーズ主力モデルが軽量化されたことは喜ばしいニュースです。

(ここまで軽くなると知り、色々と迷いだしてます次に買うThinkPadについて……詳細は文末にて)

光学ドライブが省かれました

ThinkPad E440にはDVDドライブが搭載されていて、CD/DVDの読み書きが可能でした。

後継モデルのThinkPad E450は光学ドライブが省かれ、「ドライブレス」モデルへ。

私に取ってはドライブ省略による軽量化は嬉しいことですが、ユーザーによっては困る点も出てくるでしょう。

DVDやCDなどのメディアでデータのやり取りを希望するニーズは根強くあります。該当するユーザーにとって、ThinkPad E450は残念ながら購入の選択肢から外れてしまいます。

(新発売のテンキー付モデルThinkPad E550はDVDドライブ搭載)

買いやすい価格の光学ドライブ付ノートパソコンということで、ThinkPad E450の発売を待っていた方には少々ショックなニュースですね。

クリックボタン復活!

これが一番大きなニュースかもしれません。

ThinkPad X1 Carbon 2015 (3rd Gen)モデルと同様、トラックパッド部分にThinkPad伝統のクリックボタン(ThinkPad クリックパッド)が搭載されました。

ThinkPad E440はクリックボタンが省略され、フラットなトラックパッドとなっています。

トラックポイント+クリックボタンを使い、マウス無しで快適にほぼすべての作業をこなせるのがThinkPadの売り。

ボタン省略で、以前からのユーザーは大ブーイング。フィードバックに耳を傾けてくれたのか、今回のThinkPad E450からボタン復活です。

ただ、以前のクリックボタンとは若干感触や動作方法が違うという声も聞こえてきてます。果たしてどうなのか?

「無いより有った方が遥かに良い」という声が今は大きいので、この復活は好評と捉えて良いでしょう。

FHD液晶(1920×1080)選択可能

ThinkPad E450は1920×1080解像度の液晶を選択可能です。

個人的に、14型液晶で標準の1366×768は狭苦しさを感じますので、FHD選択可能はメリット。私が購入するなら、FHD1920x1080解像度を選択します。

どの解像度でも、非光沢画面です。ThinkPadは光沢なし画面が標準ですので、困ることはないでしょう。

残念ながらどの解像度を選んでもIPSではない模様。

ThinkPad E440と比較して

前モデル、ThinkPad E440と比較し、

  • 長時間バッテリー稼働
  • 軽量化
  • クリックボタン復活

これがThinkPad E450の大きな魅力です。多くのユーザーにとっても、大きく進化したモデルとなるはずです。

但し、光学ドライブ搭載ノートパソコン必須という方には、ThinkPad E450が買い換えの選択肢から外れてしまうでしょう。

私にとっては魅力アップなThinkPad E450。なので、予定通りThinkPad X1 Carbon 2015 (3rd Gen)を買うか、レノボ直販サイトでThinkPad E450と米国Amazonから東芝Chromebook2を購入するか非常に迷っています。

個人的な話しで恐縮なのですが、仕事の都合でそろそろChromebookを触っておかないとならない状況になっています。

限られた予算のやり繰りを考えると、ハイスペックにカスタマイズしたThinkPad X1 Carbonだけを購入するより、ThinkPad E450 + TOSHIBA Chromebook2(FHDモデル)を買った方が有意義なのかなと迷いだし悩む時間が多くなっています。

魅力アップしたモデルになったのは間違いないThinkPad E450。スペック詳細はレノボ直販サイトでチェックしてみて下さい。大型量販店では、そろそろ実機も並ぶと思いますので、クリックボタンの使い心地をチェックしてみるのも良いかもしれません。

※ThinkPad E450はすでにWeb限定の割引クーポンが発行されています。

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