持ち運びやすい、モバイルに向いたシンクパッドはどれ?
モバイル用途として真っ先に浮かぶのは、ThinkPad Xシリーズの2台。
ThinkPad X240とThinkPad X240sです。
性能はほぼ変わらず、しかもサイズだってそう変わらないんです。私が選んだのはシンクパッドX240。ですがこれ、もう本当に悩みましたよ……近年希な深く長い苦悩でした(大げさ)
X240とX240s、それぞれのレビューはこちらへ。
なお、X240は自費購入、X240sは借用した機種をもとにお伝えします。
なぜ、X240を選んだか
x240sと悩んだ末に出した単純な結論。それは、
「X240の方が、バッテリーのみで長時間使えるから」
これです。
X240は、本体裏側、液晶ヒンジ部分そばに外付けのバッテリーを装着できます。一般的に、ノートパソコンでバッテリーが付けられている場所です。このバッテリーをレノボではリアバッテリーと呼んでいます。
ここへ装着するバッテリーを、「6セル リチウム・ポリマーバッテリー (72Wh)」にし、本体内部にも3セルバッテリーを装着すれば、10時間超えは余裕。バッテリーのみで長時間動作してくれるマシンが欲しかったので、X240を選びました。
内蔵の3セルバッテリー(レノボではフロントバッテリーと呼んでいます)とリアバッテリーの組み合わせは、長時間の外出時も安心なのです。コンセントを見つけられない場所をさまよっている時、この安心感はデカい!
ということで、
ThinkPad X240の勝利!
しかし、長時間モバイルが可能になる6セルリチウム・ポリマーバッテリー (72Wh)を選ぶとデメリットも少々あるんです。
ちょっとおデブに
これはどのメーカーでも同じですが、長時間持つ外付けバッテリーを選ぶと、尻上がりスタイルになる&バッテリー分の厚みが出ちゃうんですよね。ちょいと不格好かなと。長時間モバイルの安心感と引き替えです。
6セルリアバッテリー(72Wh)を選んで尻上がりになるスタイル、キーボードに傾斜が付いてタイピングしやすいかな~とも感じてます。
実はX240sもタフで長持ち
補足ですが、「X240のフロント・リアバッテリーの組み合わせは良い!長時間持つ!」と言いながらも、実はX240sもフロント+リアバッテリーの組み合わせで、かなり持つのです……(後から知りました)なんなんだ。
但し、ThinkPad X240sの場合はフロント・リアバッテリーとも内蔵タイプとなります。
カッコいいのはどちら?
「カッコいい」という表現もなんだかお子様チックですね。「どちらがスタイリッシュか?」と言い換えておきましょう。
先に結論から。
たった数mm(メーカー発表では約3mm。うーん、X240sの方がもう少し薄い気もします)、X240sが薄いのです。この差なのか、他の要素もあるのか、X240sの方がスマートな印象でカッコいい!
これは仕方ないです。
いつだってイケメンはスリムなんですよ。
写真はThinkPad X240s。黒い薄型ボディで、とても引き締まった印象。写真クリックで他の画像も見られます。
ThinkPad X240sは、メーカー公称値で11時間のバッテリー駆動が可能とされています。この数字より少々引き算した時間で考えて、「7~8時間バッテリーで動かせれば問題なし!」という人は、見た目でX240sを選んでも間違いないでしょう!
X240、X240sどちらを選んでもこれは付けてほしいアイテム
X240とX240s、どちらを選ぶにせよSSDはぜひ付けていただきたい。
ノートPCでSSD搭載機をお使いの方ならその快適さは分かるはず。
「静か・速い・衝撃にも強い」とメリットばかり。換装に自信がある人はHDDモデルを購入してSSDに載せ替えるのも手ですね。最近、「換装・自作」に及び腰なので、私はレノボ直販サイトでSSDモデルを選んでしまいました。
どちらのモデルもキーボードは、いつもながらの打ちやすさ。ThinkPadらしい快適なタイピングを体感できるはず。
ThinkPad X240かX240sどちらを選ぶかお悩みの方を、ますます悩ませるような記事になってしまいましたが、どちらを選んでも高性能モバイルノートの実力に満足できるはずです。
ThinkPadを選ぶなら、Webクーポンページを必ずチェックしてからカスタマイズして下さい。クーポンを使うと、使用前と比べてかなりオトクです。
追伸:X240とX240s、この比較記事を書いた時と比べ価格が下がってきました。夏のボーナスシーズンに合わせたのか、レノボ直販サイトで
- ThinkPad X240は最大31,000円値下げ
- ThinkPad X240sは最大33,000円値下げ
ちょっと驚きな値下げ幅になってます。価格チェックは上にあるクーポンページへのリンクからどうぞ。