ThinkPad X240レビュー、おすすめカスタマイズ

いつでも、どこでも利用できる高性能なモバイルノートパソコン。それがレノボ、シンクパッドX240です。

ThinkPad X240は、軽量でサイズも小型なため、持ち運びに適しています。

内蔵フロントバッテリーとリアバッテリーの組み合わせで14時間程度(メーカー公称値)のバッテリー駆動が可能。

ThinkPadらしい耐久性と堅牢性を兼ね備えたノートパソコンを、モバイル環境で安心して使えます。

ThinkPad X240の特長

ThinkPadシリーズの中において、持ち出して使うモバイルノートパソコンとしての性能を磨いたモデル、それがこのThinkPad X240です。

  • 内蔵とリアのバッテリーで長時間駆動可能
  • モバイル利用時に頼もしいタフなボディ
  • 高解像度なフルHD液晶選択可
  • 省電力性能に優れた第4世代インテル®Core™ プロセッサー・ファミリー(Haswell)採用
  • モバイルノートながら非常に打ちやすいキーボード

このように、タフなThinkPad品質のボディと打ちやすいキーボードを持ち、ULTRABOOKながら外付けリアバッテリーを利用しての長時間利用が可能。

高性能を持ち歩きたい人にピッタリなノートパソコンです。

ThinkPad X240レビュー

レノボ ThinkPad X240を実際に使用してのレビューをお届けします。

モバイルノートPCながら打ちやすいキーボード

このクラスのモバイルノートパソコンでダントツに打ちやすいキーボードを持っています。

他のシンクパッドシリーズ同様、X240も非常に打ちやすいキーボードです。

他社のモバイル用途に適した小型ノートパソコン(ThinkPad X240とほぼ同サイズ)も所有していますが、正直なところ、そのノートパソコンで長文の入力は苦痛です。

キーボードの打ちやすさと、長時間使用した際に感じる疲労度の少なさはX240の圧勝。

バッテリーで長時間使える

内蔵バッテリー(購入時のみカスタマイズで選択可)と6セル リチウム・ポリマーバッテリー (72Wh)

この組み合わせで、当方の使用条件において、14時間以上の利用が可能でした。

内蔵バッテリー(3セル リチウム・ポリマー バッテリー)は、X240裏面カバー内の普段は見えない位置に収納されています。

この内蔵バッテリー(3セル リチウム・ポリマー バッテリー)はX240購入時、レノボ直販サイトでのみカスタマイズ選択可能です。内蔵バッテリーは必ず選択することをおすすめいたします。

リアバッテリーは、一般的なノートパソコンと同様の、裏面側にはめ込まれた取り外し可能なバッテリーです。

私は長時間のモバイル使用をこのX240で行いたかったため、6セル リチウム・ポリマーバッテリー (72Wh)を選択しました。

(6セルリチウムバッテリーは47Whタイプと72Whタイプが選べます)

今回選択した72Whタイプの6セルリアバッテリーは長時間駆動が可能になるものの、バッテリー部分が出っ張るため、デザイン面で好みが分かれます。

72Whタイプの6セルリアバッテリーで生じる出っ張りは、X240を机に置いた際やや傾斜をつけることになります。場合によっては、この傾斜でキーボードを打ちやすく感じるかも。

12.5型FHD液晶 (1920×1080)の使用感

ThinkPad X240は

  • 12.5型FHD液晶 (1920×1080 LEDバックライト 光沢なし IPS)
  • 12.5型FHD液晶 (1920×1080 LEDバックライト 光沢なし IPS) マルチタッチ対応
  • 12.5型HD液晶 (1366×768 LEDバックライト 光沢なし)
  • 12.5型HD液晶 (1366×768 LEDバックライト 光沢なし IPS)
  • 12.5型HD液晶 (1366×768 LEDバックライト 光沢なし IPS) マルチタッチ対応

このように5種類ものディスプレイを選択可能。どのタイプを選べば良いか迷うところです。

ThinkPad X240サイズのノートパソコンでは、一般的に1366×768という解像度が一般的となっています。

X240のディスプレイを選ぶ際は、

  • テキスト入力作業メインで安価に購入したい場合は1366×768 IPS液晶
  • 高解像度画面でグラフィックス作業を希望の場合は1920×1080 IPS フルHD液晶

このような選択方法をしてみてはいかがでしょう?

1366×768解像度液晶を選ぶ場合も、IPSモデルを選択することをおすすめいたします。IPS方式液晶は、ディスプレイを見る角度による見え方の変化が少なく、表示品質も優れています。

タッチ対応ディスプレイは好みが分かれるところですが、Windows 8および8.1ではタッチ可能ディスプレイはとても便利です。

1920×1080のフルHD解像度ディスプレイに私は満足していますが、インターネット閲覧時やアプリケーションのメニュー文字が小さく表示されてしまうという面があります。

用途によっては、フルHDディスプレイがベストとは言えませんので、じっくりと検討の上、ディスプレイのタイプを選んでください。

静音で快適

ThinkPad独自のオウルファン(フクロウファン)は、他のシンクパッドでも感じたように、非常に静かです。ファンが回った際の音質も不快なものではないのが特徴。

テキスト主体の作業をしていると、128GBのSSDを選択したこともあり、ほぼ無音状態

さらに、放熱や冷却に関する性能品質も良いのか、膝の上に置いてタイピングしていても、熱で不快になることはありません。

ボディの強さを実感

ThinkPad X240を鞄に入れて持ち歩いている際、満員電車で強く圧迫される場面がありました。

こちらが息苦しくなるほどに混み合った車内でしたが、X240は無事。

「絶対に壊れているはず」と思える程の強さに耐えてくれ、レノボが謳うボディの強さを実感しました。

おすすめのカスタマイズ

ThinkPad X240を購入する際、これはぜひ!とおすすめしたいカスタマイズやオプションをピックアップします。

  • 8GBメモリ
  • 日本語キーボード (バックライト付)
  • フロントバッテリー
  • 256GB eDrive ソリッド・ステート・ドライブ

8GBメモリ

余裕を持って作業が可能となる、8GBメモリをおすすめします。

日本語キーボード (バックライト付)

追加費用も少ないことから、ぜひバックライト付キーボードを。

外出先で照明が暗い場合、バックライト無しでのタイピングは困難です。

フロントバッテリー

ボディ内へ内蔵されるフロントバッテリー。

これは必須オプション。忘れずに必ず選択しましょう。

レノボ直販サイトでの購入時にしか選択することができません。

内蔵バッテリーと外付けリアバッテリーの組み合わせで長時間のモバイル利用が可能になりますので、ぜひ選択を。

ソリッドステートドライブ

256GBのSSD(ソリッドステートドライブ)をおすすめします。

(私は予算の都合で128GB SSDモデルを選択しました)

X240の安価なカスタマイズモデルでは、SSDではなくHDDが装着されています。
ここはぜひ、SSDを選択しましょう。マシン自体の起動やアプリケーションの起動もHDDと比較して圧倒的に速く、快適に使うことができます。

ディスプレイは?

前述した通り、私は1920×1080のフルHD液晶を選択しました。

ただし、すべての人におすすめとは言えません。

X240をモバイル用途で、テキスト入力やOfficeアプリケーション主体の作業を行う場合には、1366×768解像度が使いやすいと思います。

ディスプレイの選択は、X240の使用目的に応じて選択してください。

ThinkPad X240まとめ

  • 持ち歩きに適したノートパソコンを探している
  • バッテリーで長時間動かせるノートパソコンが欲しい
  • ガンガン使える耐久性あるノートPCが必要

これらのニーズにぴったりなのがThinkPad X240です。

ThinkPad Webクーポン

シンクパッドX240の価格チェックをする時、下のリンク先、Web限定クーポンページでクーポンコードを控えてからにしましょう。

X240を購入する際、クーポンを使うと数万円レベルでトクをすることが多いです。

特にX240は、シンクパッドノートパソコンの中でも、「ハイエンドノートパソコン」として、比較的高い価格に位置します。なのでクーポンの割引率も非常に大きくなっており、クーポンを使って購入するとかなりオトク。

必ずWeb限定クーポンページでコードを控えてから、希望のシンクパッドを選ぶようにしてください。

シンクパッド割引クーポンのもらい方と使い方の解説ページ